庭の栗を無断で採取、民家をSNSに投稿――福島・双葉町の巡回員による問題行為から学ぶ、従業員管理と不正防止のポイント

委託先の巡回員全員が不適切行為――その事件の内容とは

「まさか、信頼して任せていた人たちが……」そんなショックを感じた方も多いのではないでしょうか。

福島県双葉町から空き家のパトロールを委託されていた一般社団法人の巡回員が、業務中に不適切な行為を繰り返していたことが明らかになりました。驚くべきことに、関わっていた巡回員13人の全員が何らかの問題行為に関与していたとされています。

具体的な行為としては、巡回先の庭に生えている栗や山菜を無断で採取して自分たちで食べていたこと、また敷地内に許可なく立ち入り、民家の写真をSNSへ投稿していたことなどが確認されています。こうした行為は2021年度ごろから続いていたとみられており、発覚後は13人全員が業務から外され、体制が整うまでの間、巡回業務そのものが一時停止されました。(参考:毎日新聞・2023年11月時点の報道)

有償で依頼された仕事の最中に行われたこの問題は、地域住民の安心・安全を守るはずの立場の人たちによるものだっただけに、社会的な信頼を大きく損なうものでした。

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行政が絡む委託業務でも問題は起きる――探偵の視点から見た背景

「お役所がらみの仕事だから大丈夫だろう」と思っていた方にとって、今回の出来事は衝撃だったかもしれません。しかし残念ながら、行政から委託を受けた業者であっても、不正や問題行為が起きる可能性は十分あります。

今回の件では、委託を受けた団体側に直接的な責任がある一方で、委託した行政側にも業者の選定方法や事後的なチェック体制に課題があったと言わざるを得ません。これは何も行政特有の問題ではなく、一般の企業においても同様のリスクが存在します。業務を外部に任せる際には、相手方の信頼性を見極め、継続的に状況を確認していく姿勢が欠かせないのです。

業務を「委託する側」が意識しておきたいこと

- 委託先の信用状況を事前にしっかりと確認する
- 業務の進め方や実態を定期的にチェックする
- 担当者が固定化しないよう、定期的に選定業者を見直す
- 第三者機関による調査・評価を積極的に活用する
- 実際に業務を行っている人物を把握しておく

業務を「受託する側」が整えておきたいこと

- 定期的な内部点検を行い、問題の芽を早めに摘み取る
- 社内ルールや危機管理の方針を全員で共有する
- 担当者任せにせず、全体を把握できる仕組みをつくる
- 外部の視点を取り入れ、客観的な評価を受ける
- 採用時に従業員の経歴・背景を丁寧に確認する

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問題を未然に防ぐために――バックグラウンドチェックという考え方

「もしも自分の会社で同じことが起きたら……」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。従業員による不正や問題行為は、一度発覚してしまうと企業としての信用を取り戻すのに多大な時間と労力がかかります。だからこそ、「起きてから対応する」のではなく「起きる前に備える」という発想がとても大切です。

その手段のひとつとして注目されているのが、バックグラウンドチェック(身元確認・経歴調査)です。アメリカでは雇用主の約95%がこれを実施しているとされており、リスク管理の一環として広く定着しています。日本においても、業務効率や組織の健全性を守るために、こうした事前調査の重要性が高まってきています。

もし現時点で「従業員の言動に不審な点がある」「特定の社員に関するクレームが続いている」といった状況があるなら、まず以下のような対応を検討してみてください。

- 問題に関係している可能性がある人物と、具体的な行為の内容を整理する
- 業務内容や人員配置を見直す
- 情報を秘密裏に収集し、証拠を確保する
- 内部の人間だけでは対応が難しい場合は、専門機関への相談を視野に入れる

特に「口裏を合わせているかもしれない」「内部で隠蔽が進んでいるかもしれない」といった場合には、外部の調査のプロ――探偵興信所への依頼が有効な選択肢となります。社内で解決しようとするほど証拠が消えやすくなることもあるため、早めに動くことが肝心です。

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こんなお悩みをお持ちの方は、ひとりで抱え込まないでください

以下のような状況に心当たりがある方は、できるだけ早めにご相談されることをおすすめします。

- 従業員の行動に不審な点が見受けられる
- 外部から「あの従業員がおかしい」という情報が寄せられている
- 行政から業務委託を受けており、社員の勤務態度が気になっている
- 特定の社員に対するクレームが繰り返し届いている

従業員の問題行為は、「自分だけ少し得をしているだけ」「みんなやっていることだから大丈夫」という軽い気持ちから始まることも少なくありません。しかし、それが組織全体の信頼を揺るがす大問題へと発展することは、今回の事例が示す通りです。

問題を防ぐためには、従業員一人ひとりに対して適切な教育や意識づけを行うことも重要ですが、それだけでは限界もあります。不安を感じたときは、探偵興信所の専門的な調査を活用して、客観的な実態把握と証拠収集を行うことをご検討ください。まずはLINEや電話など、ご自身が相談しやすい方法でお気軽にお問い合わせいただけます。一人で悩まず、専門家に話してみることが解決への第一歩です。

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